生成AIで当サイトのコラムのゴーストライターを作れるかを試しています。満足いくゴーストライターができるか、僕が飽きるまで続ける不定期連載です。
このページでは、「この試みとは何か」「どうやって何を実現しようとしているか」などの前提となる情報を記載しています。どうぞよろしくお願いします。
■生成AIとは
最近、生成AIにハマっています。
生成AIの細かい説明についてはWikipediaなどに任せますが、簡単に言うと、「テキストや音声でデータや指示を与えたり問いかけをすると、それに人工知能が答えてくれる」というものです。データをどんどん蓄積させたり、AIと対話を続けることで話題の深堀ができるのが通常のWeb検索との大きな違いです(生成AIが出してきた情報が間違えていることもまあまああります)。
今回はChatGPTを使用します。バージョンは、当面は4oの無料枠を使用します(2024/5/30現在)。無料ですのでぜひ使ってみてください。具体的な活用例などはまたどこかの機会で紹介するかもしれませんが、個人的にはChatGPTにちょっとした相談相手になってもらうのがおすすめです。「ChatGPT 相談相手」などでWeb検索すると実例がたくさん出てきますので、興味がある方は見てみてください。
※この記事自体もAIにレビューしてもらったものを公開しています。
■今回の試みでは何をしようとしているか
4oであれば外部ファイルやWebを参照させて学習させることができるので、僕の記事の特徴を学習させればAIをゴーストライターにできるのでは?と考えました。
実際にゴーストライターにするというよりは、「AIでどこまでできるか?」をテーマにしています。いきなりゴーストライターはできないでしょうが、後述のAIチューニングを行って精度を上げていきます。
どこまで近付けられるかは未知数です。試行錯誤の様子をそのままお届けしますので、結果うまくいきませんでした。となる可能性ももちろんありますのでご了承ください。
■チューニングの方針
まずは過去コラムのHTMLファイルをChatGPTに読み込ませ、「これらの記事の特徴をつかみ、それを模倣したテキストを出力してください。」と指示します。
これで出てきたものを基に、「どのような要素を追加(または削除)すればオリジナルのコラムに近づくか」を考え、追加でAIに指示を出します。
例:
・出てきたテキストが長すぎる → 「1記事は〇〇文字前後にしてください」
・記事内での一人称を変えたい → 「一人称は僕を使用してください」
・よく使用する口癖(?)を使わせたい → 「語尾に「である。」を使用してください」
・話題が広すぎる → 「1記事当たり1テーマにし、そのテーマを掘り下げるようにしてください」
このように指示を出して調整していくことをチューニング、指示の方針や計画を考えることをプロンプトマネジメントと言います。
AIに記事を書かせて、それに対して指摘(対話)をして修正させていく形です。
こうしてチューニングを続けてAIに「僕のコラムの特徴」を学習させ続けることで精度を上げていく方針です。実際のチューニング内容は各記事に記載していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
■ゴール
僕が書いたコラムと見分けがつかないものが出来上がればゴールとします。実際にどんなコラムを書いているかは、当サイトの過去コラムを参照ください。
■記事更新の方針
基本的には何かを試したらその都度記事にして更新していきます。試行錯誤をそのまま見ていただけたらと思いますので、よろしくお願いします。