【AI分析】コラム20年の歴史を分析してもらう

当サイト(前進サイト含む)は2002年に公開し、2004年6月からほぼ毎日コラム(ブログ)を更新しています。

20年書き溜めてきたものを紹介しようと、過去コラム品評というコーナーを開始しました。私はここ10年くらいの文章についてはあまり書き方やテーマなどが変わっていないように感じていますが、本当にそうなのか?自分だからそう思っているだけでは?実は自分には気付かない変化があるのでは?と思い、過去のコラムを5年ごとに区切ってChatGPTに分析させてみました。

興味深い結果が出ましたのでぜひご覧ください。


■そもそも同一人物の書いたものだと認識されるのか?

ちょうど20年分のアーカイブがあるので、まず5年ごとに区切って、2004年、2009年、2014年、2019年、2024年のコラムをChatGPTに読ませました。

内容を分析し、文体や書き方、構成、テーマなどの観点から、同じ人物が書いたものと判断できるかを教えてください。

結果は以下になりました。(ここでは結論だけを載せます。詳細は最後に載せますので、興味のある方はそちらをご覧ください。)

全体的にカジュアルで親しみやすい文体と短い段落、日常的なテーマの繰り返しが見られます。年代が進むにつれて文体がやや成熟し、表現が豊かになる傾向がありますが、基本的な書き方や構成には一貫性があります。特に、直接的で感情的な表現やユーモアの使い方は一貫しています。

したがって、これらのエッセイは同じ人物が書いた可能性が高いと判断されます。文体やテーマの一貫性、段落の構成、書き方の特徴が年代を超えて共通しているためです。

さすがに20年間の月日の間で多少の文体や表現の変化はあったものの、無事、同一人物の文章だと判断されました。

■コラムの内容や書き方から、執筆者の変化はみられるのか?

変化について具体的に掘り下げてみます。

以下、私とChatGPTのやり取りを載せていきます。先ほどと同様、ここでは結論だけを紹介し、詳細は最後に載せますので、興味のある方はそちらをご覧ください。

月日を重ねることでの人間的な成長や変化は見られますか?内容を分析し、文体や書き方、構成、テーマなどの観点から、同じ人物が書いたものと判断できるかを教えてください。

人間的な成長

  • 初期(2004年、2009年): 日常の小さな出来事や個人的な感情に焦点が当てられており、表現も直接的で感情的。
  • 中期(2014年): ユーモアや若々しい表現が多く、視野が広がりつつあるが、まだ個人的な経験に強く依存している。
  • 後期(2019年、2024年): 社会問題や時事問題に対する関心が増え、深い洞察や考察が見られるようになる。文章の詳細さや具体性が増し、表現が豊かになる。

■変化

  • 表現の多様化: 初期の直接的で感情的な表現から、比喩や例えを用いた豊かな表現に変化。
  • 視野の広がり: 個人的な経験や日常生活だけでなく、社会問題や時事問題への関心が見られる。
  • 洞察の深さ: 年月を重ねることで、日常の出来事に対する洞察が深まり、読者に対する情報提供が詳細かつ具体的になる。

これらの点から、執筆者が年月を重ねることで経験を積み、視野を広げ、人間的に成長している様子がうかがえます。

まぁ、さすがに20年でまったく成長していないということはないですね。続いて、文章そのものの変化について。

読みやすさや文章としての完成度は初期から後期で特に変化はないでしょうか?

読みやすさ: 初期の文章は軽快で読みやすいが、情報量が少ない。後期の文章は内容が豊かで深いが、わかりやすさを保っているため、読みやすさが向上している。

文章の完成度: 初期の文章はシンプルで直接的。後期の文章は構成が論理的で表現が豊かになり、完成度が高い。

年月を経るにつれて、文章の構成がより論理的で整理され、表現が豊かになり、読みやすさと完成度が向上していることが明らかです。執筆者が経験を積み、表現力や文章力が向上していることが伺えます。

■執筆者のことはわかる?

ここで一つ気になったことがあります。これまでChatGPTには私自身の情報は渡しておらず、コラムの執筆者が私だという情報も伝えていません。

渡したのは2004年から5年ごとのコラム記事だけですが、これだけで執筆者(私)の年代はわかるのでしょうか。(ここではChatGPTからの回答を全文掲載します。)

この執筆者は2024年時点で何歳くらいと推測できますか?

執筆者の年齢を推測するためには、以下のポイントを考慮します:

  1. 初回の文章の成熟度と文体: 2004年時点での文章がどの程度成熟しているか。
  2. 書かれている内容の経験的な背景: 特に若い頃のエピソードや学生時代についての記述など。

■初回の文章の成熟度(2004年)

2004年時点の文章が若々しく、直接的で感情的な表現が多いことから、比較的若い年代に執筆された可能性が高いと考えられます。学生や新社会人などの年齢である可能性があります。

■年齢の推測

以下に、各年代での執筆者の推定年齢を考慮します。

  1. 2004年: 若い語り口から、20歳前後と仮定します。大学生や新社会人の年齢。
  2. 2009年: 文体が少し成長していることを考慮すると、25歳前後。
  3. 2014年: ユーモアが多く、詳細な描写が増えることから、30歳前後。
  4. 2019年: 社会問題や時事問題への関心が増え、成熟した語り口から35歳前後。
  5. 2024年: 深い洞察や豊かな表現が見られることから、40歳前後。

■まとめ

執筆者は2024年時点で、おそらく40歳前後であると推測できます。これは2004年時点で20歳前後であることを前提にした場合の推定です。

2024年時点で40歳前後という結論になりました。私は今年の7月で41歳になりましたので当たっています。ドンピシャです。この結果を見た時には思わず「すげぇ」と声が出てしまいました。

何かほかにも執筆者について分析できるかもしれません。面白い結果が出たらまたレポートします。

■まとめ・全やり取り紹介

20年分の文章のうち5年ごとの記事を抜き出して分析させたところ、「同一人物のもので、20年の間に成長や変化がみられる」という結果になりました。

これだけを書くと当たり前なのですが、AIが分析した結果がきちんと”当たり前のこと”になっているのは興味深いです。AIにいろいろ分析させるのは面白いので、また何かやったら紹介します。

ちなみに今回の取り組みは特に記事化するつもりはなかったのですが、年齢を当てられたという驚きが大きく、急遽記事にした次第です。

最後に、実際のすべてのやり取りを貼り付けておきます。なかなか興味深い分析結果が出ていますので是非ご覧ください。
※画像はクリックすると拡大されます

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