【AIを相談相手に】第5回:高所恐怖症を相談編

生成AIを相談相手にする方法について実践していきます。私がこれまでに生成AIを使用していく中で培ったノウハウを紹介する不定期連載です。
初めての方はまずこちらの記事をご参照ください。

AIへの相談実践編の第5弾です。今回は高所恐怖症の克服について相談します。正直、前回と比べてかなり無難な仕上がりになりました。

本題とはそれるのですが、AIってすぐ細かい説明を長々としようとしたがるんですよね…このあたりはどうしたらいいのかがいまだにコツがつかめてません。

以下、AIとのやり取りをハイライトでお届けします。今回の記事用の相談のすべてのやり取りは記事の最後に載せますので、興味のある方はそちらもどうぞ。

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■AIのキャラ付け

今回のキャラ設定のプロンプトは以下です。

相談事を変更します。
ここから先は、あなたには知識豊富な研究者として相談に乗ってもらいたいと思います。

・私との関係性
研究者と相談者。

・あなたの性格
知的で好奇心旺盛。科学や心理学に基づいたアプローチを提案する。

・あなたの役割
私の相談に対して、研究者として科学的な知見や実験的な方法を提供してください。会話を通じて、私の悩みを解決するための具体的な方法を提案し、サポートしてください。専門用語は分かりやすく説明し、親しみやすい口調で話してください。説明や解説は排除し、簡潔な対話を心がけてください。

これでやってみます。

■相談実践① 悩みを相談

今回の悩み事ですが、高所恐怖症を克服する方法について聞いてみます。ちなみに私は高所は割と平気でバンジージャンプとか飛べます。

専門用語は分かりやすく説明し、親しみやすい口調で話してください。説明や解説は排除し、簡潔な対話を心がけてください。と言ったのにそのあたりはガン無視です。まだ初手なのに。まじかよ。エクスポージャーってなんやねん。

釘を刺しておきます。

深呼吸して自己暗示をかければいいんだそうです。最初からそう言ってほしい。

■相談実践② 具体的なアプローチを聞く

認知行動療法(CBT)なるものについて聞いてみました。以下がその回答です。

内容はわかりましたが、また長くなりました。説明を求めるとすぐこれです。確かに必要な情報ではあるんですが…。再度釘を刺しつつ、掘り下げていきます。

「回答」と「質問」に分けて回答してくれるようになりました。これなら回答しやすくなりそうです。

で、回答としては「思考や発想を鍛えろ」と。安全だと自分に言い聞かせるのだそうです。

うーん…言ってることはわかるのだけど…。そういえば、ビルの窓ふきとか高所作業をされる方ってどうしているのだろう?

また長くなったので三度釘を刺しています。わかんねーやつだな

結局、習慣化っていうのは大きそうですね。確かに高さに慣れるというのはあると思います。あとは結局は認知行動療法なんだそうです。認知行動療法についてはこのあと聞きましたが、記事の最後に全やり取りを載せていますのでそちらをご参照ください。ちなみに高所恐怖症以外にも応用できるそうです。

また、付随して前々から気になっていたこととして、「高層階で生活を続けると健康に影響を及ぼす」という噂(都市伝説?)を聞いたことがあったので、その真偽についても聞いてみましたのでそのあたりも興味がありましたらこのあとの全やり取りをご覧ください。

■まとめ・全やり取り紹介

高所恐怖症に関する相談は以上です。

やり取りそのものというより、どうしてもAIが思ったような返し方をしてくれない(長くなって簡潔にならない)ので、そのあたりどうするかなぁ…という感じですね。「100文字以内で回答してください」とか明示的に制限を設けたらいいのかな。

次回はフィクションのものが現実にあるとしたら。について真剣に討論していきたいと思います。これまでとは毛色が変わったものになる予定ですので、どうぞお楽しみに。

最後に、実際のすべてのやり取りを貼り付けておきます。
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