2002年にサイトを始めて以降書き溜めてきた過去のコラムの中から、僕が「面白い」と思ったものを再掲でお届けする過去コラム品評のコーナー。
本日お届けするのは、2015年9月21日のこちら。
■ 2015/9/21 (月) 20:14
成り行きで福岡のホテルにいる。
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死んだら偽善者部屋をどうするかとか考えていた。
13年間やっていたものを今更やめる理由も無いし、死ぬまでやるだろう。問題は死んだ後だ。
まあ、遺族がドメイン維持費とかレンタルサーバーを更新してくれなくてそこで終わる気がするが、やっぱり死んだ後も続くと嬉しい。
でも更新が止まるのは嫌だ。では誰が更新してくれるのか。遺族か。いや、世襲は嫌だ。じゃあ世襲じゃなくて弟子を育てるか。いや、わざわざそんなことするか?
理想としては人工知能が更新してくれると嬉しい。もちろん僕の書き方の癖もばっちり真似してくれる感じだ。コラムのネタはまあヤフーニュースとかから拾って考えてくれればいいだろう。
死ぬまでに偽善者部屋用人工知能の開発をしなければいけなくなってしまった。仕組みはさっぱりわからないけど頑張ろう。
誰か作ってくれてもいいです。
<了>
9年ほど前のコラムだが、なんと人工知能でコラムを更新することについて言及している。
当時は自分で開発するようなことが書いてる。しかし9年経った今、ChatGPTという便利なものが無料で使える世の中になっている。こんなことになっているとは思いもしなかったなぁ。
そして何よりコラムを人工知能に書かせることについては実際に試したのだ。連載ページはこちら。未読の方はぜひ。
2024年現在だと自動化にはまだまだ遠い感じだが、今の技術の進化のスピードならそう遠くない未来に90%くらいの精度の自動化はできるんじゃないかという気はしている。何をもって90%と見做すかはわからないが。
コラムをAIに書かせる試みについてはそのうちまた再開しますのでお楽しみに。
あとこのコラムでは僕が死んだ後のことにも言及しているが、こちらについてはサイトの最終更新から十日後に自動で「管理人は死にました」というページが公開されるように仕組んであるので、これについては解決済みである。