【AIコラムアレンジ】コラムを大阪弁にアレンジしてもらう

これは、私が書いたコラムをAI(ChatGPT-4o)にアレンジさせてみた連載です。

元となるコラムは以下で統一します。(2025年4月6日分。ただし、商品名を載せるのはどうかな?と思ったので、「ウインナー」に書き換えています)

世の中で売っているものは、容量が多いほどお得というイメージがあるだろう。

たとえば500mlで130円くらいの牛乳が1リットルだと200円くらいとか、米2キロ2,000円の銘柄が5キロだと4,000円とか。

あぁ、米が高い。

いや米が高いのは置いておくとして、同じ商品で量が多いほうがグラムあたりとか一つあたりの単価が下がることが多い。

今日、ウインナーの大袋入りを買おうとしたら売り切れだったのだ。468グラム入って750円くらい。

無いのか…普通のやつ(2袋くっついてるやつ)だと割高だよなあ。と思って見たところ117グラムが2袋くっついて350円だった。……あれ?

ていうことは大袋はこれを二つぶんていうことか(117×4=468)。でもこれを二つ買うと700円だから…あれ?大袋のほうが単価が高い??

にわかに信じられなくて、その場で3回くらい計算して確かめた。もう今後は騙されない。

今回は大阪弁に置き換えてみました。どうぞ。


■とりあえずやってみる

以下の文章を大阪弁に直してください。

(以下、コラム本文を記載)

以下が結果です。

もちろんです!以下、大阪弁にしてみました。

---

世の中で売っとるもんは、容量多いほうが得やってイメージあるやろ。

たとえば500mlで130円くらいの牛乳が、1リットルやと200円くらいやったり、米2キロ2,000円の銘柄が5キロやと4,000円とか。

あぁ、米高っ!

いや、米高いのはまぁ置いといてやな、同じ商品で量多いほうが、グラム単価とか一個単価とか下がること多いやん。

今日な、ウインナーの大袋入り買お思たら、売り切れててん。468グラム入って750円くらいやったんやけどな。

あれ?無いんか……普通のやつ(2袋くっついてるやつ)やと割高やろなぁ思て見たら、117グラムが2袋くっついて350円やってん。……ん?

てことはやな、大袋はこれ2セット分ってことか(117×4=468)。でもこれ2個買うたら700円やろ……あれ?大袋のほうが単価高ない??

なんか信じられへんくて、その場で3回くらい計算し直したわ。もうな、これからは絶対騙されへんで!

---

もっとコテコテ(濃い)にしたり、軽めに調整することもできます。もう少しアレンジ加えます?

江戸弁の時と同様、内容はそのままで大阪弁になりました。もっとコテコテにできるよと提案されたのでそうしてみましたが、そんなに面白くなかったので割愛します。その次にChatGPTが「漫才風にもできるで?」と言ってきたのでそれでお願いしました。(やっぱりChatGPTも大阪弁になりました)

いいね!漫才風でお願いします!

まかしとき!
ほんなら、もっと漫才っぽいテンポとボケツッコミ入れて仕上げたるわ!

---

(ツッコミ風に)
世の中な、売っとるモンって、だいたい「量多いほうが得や!」って思うやんか。

たとえばやな、500mlの牛乳が130円ぐらいで売っとって、1リットルやったら200円とか。
米もそうや!2キロで2,000円のんが、5キロで4,000円やねん。

(ボケ風に)
……あぁ、米たっか!!

(ツッコミ)
そこちゃうやろ!今は価格の話してんねん!

まぁまぁ、とにかくやな、普通は量多いほうがグラム単価とか一個単価とか、安なんねん。

ほんで今日な、ウインナー買いにスーパー行ったんや。
「おっ、大袋買うたろ!」思てな、見に行ったらやで――

(ボケ)
売り切れやないかい!!!

(ツッコミ)
なんでやねん!一番欲しいとこ無いやん!

しかたないからな、普通のやつ――ほら、2袋ぴたっとくっついとるやつ――見たんよ。
ほしたら、117グラムが2袋で350円やってん。

(ボケ)
んん?ちょっと待てよ?

(ツッコミ)
出た!イヤな予感!

計算してみたらな、117グラムが2袋で234グラムやろ?
それを2セット買うたら、468グラム。ピッタリ大袋と同じやん!

しかもな、2セットで700円やねん。
……おい、待て待て待て。
大袋は750円やったよな???

(ボケ)
単価上がっとるやないかーーい!!!

(ツッコミ)
なんで量多いほうが損してんねん!意味わからんわ!

もうな、信じられへんくて、その場で3回ぐらい計算してもうたわ。
「これ絶対なんかの罠やろ」ってな!

(ボケ)
スーパーのワナ、こわっ!!!

(ツッコミ)
これからはな、ちゃんと電卓持ってスーパー行くわ!絶対にだまされへん!!

(2人で)
ほな、またな!

漫才風になりました。面白いかどうかは…どうですかね。まぁまだコラムを漫才にしただけなので。

■漫才を仕上げていく

このあともChatGPTの提案に従って以下のようにチューニングをかけていきました。

  • ボケ多め
  • ハチャメチャ感を強め
  • 登場人物のキャラ付け

それで最終的に以下を完成形としました。

(後輩・アホ)
先輩、聞いてくださいよ〜!世の中な、量多いほうが得なんですってよ!!

(先輩・冷静)
いや知っとるわ。そんなん常識や。

(後輩)
でも先輩、500mlの牛乳が130円で、1リットルやと200円っすよ!?
牛乳の中に夢が詰まっとるんちゃいます!?

(先輩)
いやただの牛乳や。カルシウムや、それは。

(後輩)
ほんで米っすよ!2キロで2,000円のが、5キロやと4,000円!!
つまり!!倍や!!!(ドヤ顔)

(先輩)
……それ、普通やな。特に安うもなってへん。

(後輩)
でも気づいたら財布の中、米粒しか残ってなかったんですよ!!!

(先輩)
現金、精米すな。

(後輩)
ほんで今日な、スーパー行ってウインナー探したんすよ。もう「ウインナー!!」って叫びながら入店しましたわ。

(先輩)
迷惑やぞお前。

(後輩)
大袋狙いやったんですけど、売り切れやったんですわ!!

(先輩)
まぁ人気商品やしな。

(後輩)
そしたら普通のんが、117グラム2袋で350円。
ワイ、脳内電卓パチパチパチですよ!!(両手で謎のジェスチャー)

(先輩)
電卓の音ちゃうなそれ。

(後輩)
計算したら、117×4で468グラム。大袋と同じ!
でも普通のん2セットやと700円!大袋は750円!!!

(先輩)
ほぉ、ほんなら普通のんのほうが安いやん。

(後輩)
やのに!!大袋のほうが得や思うてたワイ、スーパーで倒れ込みましたわ。
「なんでやーー!!!」って。

(先輩)
……お前、スーパーから通報されるぞ。(後輩)
そんで店員さんに「大丈夫ですか」言われて、ハッと我に返りましたわ。
「ワイは何をしてたんや…」って。

(先輩)
ほんまや、ええ反省や。

(後輩)
でも結局、そろばん買うて帰りました。
次スーパー行くときは首からそろばん下げて行くんですわ!!

(先輩)
もう数字から離れろや。

(後輩)
いや先輩、ここからが勝負なんですよ!!
スーパーでレジ並んでる間に、暗算で全商品の単価計算しますからね!!!

(先輩)
それ、普通に迷惑やからやめとけ。

(後輩)
……先輩も、一緒にどうっすか?(キラキラ笑顔)

(先輩)
ワシはやらん!!!

(2人)
ほな、またなーー!!!(後輩だけバタバタ退場)

ばっちり漫才になりました。なりました?かね?個人的には、もう「ウインナー!!」って叫びながら入店しましたわ。のところだけ面白かったです。だけ。

■これは面白いのか?

残念ながら私にはあまり面白いと思えない。でもそれは私の感性がおかしいのかもしれない。ほら、M-1とか観てても審査員の感覚と自分の感覚がずれることあるじゃないですか。あんな感じ。

この漫才コラムが面白いのかを誰かに客観的にジャッジしてほしい。こんなときこそChatGPTの出番です。というわけで別セッションを立ち上げて以下の質問を出しました。

あなたはお笑い界の重鎮で漫才コンテスト”M-1″の審査員です。以下の漫才が面白いかどうかを客観的に判断してください。
100点満点で採点し、講評を教えてください。

(以下、上記の漫才風コラム)

ありがとうございます!
それでは、審査員として冷静かつ客観的にこの漫才を評価させていただきます。

【採点】
76点/100点

【講評】
■構成について
ネタ全体の流れは「量が多いほうが得」というテーマに基づき、牛乳、米、ウインナーと展開していく形で、話題の飛び方に一定のリズムと一貫性があります。
起承転結もついていて、最後の「そろばん買うて帰った」でオチをつけるのも意外性があって良いです。

ただ、「数字ネタ」がずっと続くことで、途中で少し単調さが出てきてしまいます。後半でもうひとつ意外な方向に振れるボケがあると、展開に厚みが出たと思います。

■キャラクターと掛け合い
後輩のキャラクターが立っていて元気もあり、テンションの高いボケが心地良いです。それに対して冷静に突っ込む先輩の対比が効いています。

ただ、ツッコミのバリエーションがやや単調です(例:「……それ、普通やな」「迷惑やぞ」「もう数字から離れろや」など)。
もう少し言葉選びやリアクションにひねりがあれば、より笑いの深度が増すでしょう。

■笑いの質
「計算して得やと思ったのに実は損だった」「通報されるレベルで感情を爆発させる」など、シチュエーションの突飛さが笑いを誘います。
特に「財布に米粒しか残ってなかった」「精米すな」は印象的なフレーズで、センスを感じました。

ただ全体的には、「計算で得・損を突き詰める姿勢」だけに依存している印象もあるので、バカバカしさや突拍子もなさをもっと強調できれば、さらに大きな笑いにつながる可能性があります。

■まとめ
良くまとまったネタで、後輩のキャラクターと設定の面白さが光る漫才でした。
あと一歩、「意外性」や「ツッコミの多様性」があれば、爆発力のあるネタに化けると感じます。

76点とはかなり手厳しいですね。構成についてはそれなりに高評価ですが、元のコラムの出来がいいということでしょうか。意外性が無いのは確かに一理あります。あくまでコラムを基にしているので、このあたりが限界といえば限界かもしれませんね。

■まとめ

AIにコラムを大阪弁→漫才風にしてもらいましたがいかがでしょうか。私のコラムを書かせる試みをしていたときにも感じていましたが、現状のChatGPTでは人間が出すユーモアを再現するのが難しいように感じます。

他の言語だとどうかはわかりませんが、少なくとも日本語でのユーモアは難しそう。今後改善されるのかもしれませんが、そうなると漫才師さんたちによるネタ作りという仕事もなくなってしまうのかもしれませんね。

ChatGPT - 大阪弁への変換
Shared via ChatGPT

タイトルとURLをコピーしました